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カレラ SL-7(CARRERA SL-7)

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カレラ SL-7(CARRERA SL-7)

剛性を損なわずに軽量化を進めていくと、真円のチューブ形状にたどり着くと言われる。

軽量かつ高剛性というだけではなく、さらにエネルギー伝達効率やパフォーマンスを最高にするために、楕円や小さな直径のチューブ形状も採用している。

なかでもシートステイとチェーンステイが特徴的だ。

チェーンステイは左右非対称の構造で、左チェーンステイにはより多くの素材を使用して剛性を上げている。

またシートステーは横から見ると非常に薄いが、幅が広い。2本のシートステーの間は広く、
ねじれに対する剛性が高くなることを狙った。チェーンステーは非対称で左側が厚く後ろ三角の剛性を高くしている。
「軽量性、剛性、価格、すべてのバランスを高く保つことができた」と来日したカレラ・セールスマネージャーが話したそうだ。

SL7 = Super Light 7(7は2017から)

接合部分の素材を工夫することでパフォーマンスを犠牲にせずに軽量化を実施。
エアロフレームの乗り味は好きではなく、従来のロードバイクを好む人のためのバイク。

ヘッドチューブは下ワン1-1/4インチ、上ワンは1-1/8インチ。コンポーネントは機械式、電動の両方に対応し、バッテリーはシートポストに内蔵される。

カレラ SL-7(CARRERA SL-7)はシンプルな外観の軽量モデルだ。T800HM-HS 60T SHM XN60 スペシャルナノカーボンを採用。
フレーム重量は900g(サイズM)、フォークはFF43 カーボン60 HM 1Kで重量は370gだ。

編み方を変えた2種類(繊維の交差角が90度のものと45度のもの)の素材を適材適所に配置することで、軽さと剛性のバランスをとっている。

ヘッドチューブや、各チューブの接合部分には織の角度が90度のカーボンを
使用して、剛性と安全性を確保。チューブの中間部分は織の角度が45度のカーボンを使用し、軽さを優先することにより、走行性能と軽量化を両立している。

カレラ SL-7(CARRERA SL-7)について
「超軽量でありながら、買い求めやすい価格に抑えた」とは前述のカレラ・セールスマネージャーの説明。

そのためにフレームの断面はエアロシェイプの形状でなく、真円と楕円のパイプだけを曲げずにまっすぐ構成。
「パワー伝達効率の点からも真円や楕円をまっすぐのまま、組み合わせるのが効率が良い」と構造を説明した。
さらに製造の上で、難しい行程がなく、製造効率が良いために価格を下げることもできたとのこと。

「オーソドックスな乗り味を好む方に贈るバイク」というコンセプトを持つミドルグレードモデル、カレラ SL-7(CARRERA SL-7)
グランフォンド向けとしてラインナップされていたSL950を引き継ぐ後継機であり、楕円や角断面形状を組み合わせたシンプルなルックスは先代モデルから色濃く受け継いでいる。

アスリートや最大のパフォーマンスを求めるライダーに向けて設計された最軽量モデル、カレラ SL-7(CARRERA Carrera SL-7)2018年モデル。
フレーム重量はMサイズで830gと超軽量モデルだ。それにも関わらず、非常に高い剛性も併せ持っている。

ボトムブラケットはPF86規格を採用。インターナルケーブルルーティングでEPS/Di2、どちらにも対応している。

使用するカーボンは各社のハイエンドモデルに多用されるT-800HM-HS60TとSHM XN60の2種類で、繊維の編み方を変えることで剛性と軽量化を両立したという。フレーム重量はSL950よりも50g減の900gを達成した。
フォークについても使用するカーボン素材や、上1-1/8、下1-1/4という上下ヘッドベアリング径などは共通だ。

山岳バイクは登りだけでなく下りの性能も問われる。カレラ SL-7(CARRERA SL-7)のハンドリングは山岳コースの下りでも安定したパフォーマンスを発揮する。
ヒルクライムを誰よりも速く(?)駆け上ることが出来るかもしれないバイク。 また、下りでもパフォーマンスを発揮できるよう注力されている。
シンプルな見た目からは想像できない、山岳スペシャリストのためのスーパーマシンといえるだろう。

カレラ SL-7(CARRERA SL-7)(フレームセット)
サイズ:XS(410)、S(440)、M(470)、L(500)、XL(530)
フレーム:T-800HM-HS60T/SHM XN60 special nano
フォーク:FF43 カーボン 60HM 1K
BB:BB86
フレーム重量:900g(サイズM)
シートピラー径:31.6mm
日本国内税抜販売価格:250,000円

カレラ SL-7(CARRERA SL-7)のレビュー&インプレッション

以下に数人の感想を記す。個人の意見なのであくまでも参考まで。

キビキビと振れて、あまり力をいれなくても軽快に進む印象。

あまり剛性感は感じない。

踏んだ分だけ走るバイク。

強いて言えばフレームのチューブの薄さが気になる。

カレラ(CARRERA)の紹介

1989年に元プロ選手のダビデ・ボイファヴァとルチアーノ・バラキによって設立。
設立趣旨は明快。自転車愛好家たちの夢をかなえることである。
フィットネスを手に入れることができる喜びに加え、ワクワクできる最高品質の製品を提供する。
その品質は500勝を超えるプロレースでの優勝に裏付けられている。

カレラ(CARRERA)はイタリアの自転車ブランド。

カレラ(CARRERA)のブランドでロードバイクなどスポーツ自転車を製造するカレラ・ポディウム社は1989年、元プロ選手のダビデ・ボイファヴ、ルチアーノ・バラキにより興された比較的新しいブランド。

イタリアのロンバルディア州に本拠地を置く。比較的新しいブランドながら、マルコ・パンターニなど有名選手が多数愛用したためレースシーンで名を馳せ、急速に成長を遂げたブランドだ。

1989年の創業ながら、急成長をし世界中のレースシーンでの認知を高めた背景には、有名選手が愛用するだけの高性能さがある。

フレーム素材の主流がクロモリからアルミへ移行期にあった1990年代、カレラ(CARRERA)は他社へ先駆けてカーボンをリアバックに配したアルミフレームを開発するなど、常に時代の先端を行くバイクを開発してきた。

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