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デローザ プロトス(DE ROSA PROTOS)のレビュー&激安情報

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デローザ プロトス(DE ROSA PROTOS)はDE ROSAがその歴史のなかで蓄積したフレーム作りのノウハウと、
エンジニアリングデザインが融合された結晶といえる。

金属素材のレーシングフレーム製造を通して培った知識と技術面からのアプローチは、
第3世代のPROTOSに洗練された性能をもたらしている

高い剛性に支えられた抜群の加速性と反応性に加えて、踏みしろのあるペダリングフィールは脚に対する負担を抑えて、
高い負荷をかけたまま走り続けることができるだろう。

そんなピュアレーシングバイクとして誕生した新型PROTOSは、今作で3代目となる。
直線を基調としたフレームデザインは歴代のモデルを踏襲しつつ、より速さを求めた結果、各チューブ形状を再設計するまでに至っている。

エアロダイナミクスを考慮したフロント三角はそのままに、
ダウンチューブやフロントフォークはボリュームを落とすことで、より細身でスッキリとしたルックスを獲得している。

レーシングロードバイクに求められる性能を全て達成するための黄金比で配合されたカーボン材は、
類稀な快適性を伴った比類なき剛性を持つフレームを誕生させた。

ハイエンドモデルながら、カーボンの配合率を公表しているのは他ブランドでは滅多にない。
これはデローザの自信の現れと言えるだろう。

レーシングロードバイクに求められる性能を全て達成するための黄金比で配合されたカーボン材は、
類稀な快適性を伴った比類なき剛性を持つフレームを誕生させた。

デローザ プロトス(DE ROSA PROTOS)のシートステイ上に記される“SUPER HIGH STW”は、プロトスのフレームコンセプトを表している。
STWとは、Stiffness(剛性)、Torsion(ねじり)、Weight(重量)の頭文字を意味し、
その3点を高次元でバランスすることで、剛性を高めながら快適、かつ戦闘力の高いバイクに仕上げられている。

各チューブをシェイプアップし軽量化を図ると同時に、
前作よりも優れた重量剛性比を達成するために弾性率の異なる4種類のカーボンを組み合わせた、
新しい独自の「CM63」カーボンをフレーム素材に採用。
それにより20%の剛性向上とともに、重量においても20%も軽量化を果たしている。

デローザ プロトス(DE ROSA PROTOS)は空力性能もより高められたデザインへと変更されており、
新たにフレーム内臓の臼式シートクランプが採用。

NACA断面形状の後ろを切り落としたような断面のカムテール形状がシートチューブやダウンチューブに採用されており、
空力性能の向上に寄与している。

リアホイールは前作よりもオフセットされ、
シートチューブがカットオフされるほどにコンパクトとなったリア三角も、空力性能改善の役目を果たしている。

シートステーは横方向に扁平加工されることで垂直方向の荷重に対し柔軟性を持たせ、快適性の向上を図るとともに、
2本のステーを繋ぐブリッジやシートチューブ外側からトップチューブに接続される設計によりねじれ剛性を強化している。

チェーンステーも左右非対称設計でパワー伝達に対し最適化されている。
ケーブル類は全てフレームへ内装され機械式/電動式の両対応だ。

BB規格はフレーム剛性とペダリング効率を最大限に引き出すため、近年の主流となっているプレスフィット方式ではなく、
精度の高い伝統的なネジ切り式のイタリアン規格を導入。レース現場でのメンテナンス性も高く、
かつクランクタイプのパワーメーター計測値を安定させる狙いだ。

ブレーキは新たにダイレクトマウント仕様へアップデート。エアロ効果を高めるとともに制動力の向上に一役買っている。

そしてレース機材として選手とメカニックのストレスを極限まで最適化したデローザ プロトス(DE ROSA PROTOS)は、
勝利をアシストする快適性も併せ持っている。

新しいPROTOSの設計段階から用意されていたディスク仕様も2018年モデルから選ぶことが可能。

デローザ プロトス(DE ROSA PROTOS)2018年モデル フレームセット
サイズ 45・47・49・51・53・55・57・58.5
カラー Grey Orange Matt・Black Red Matt・
Mud Blue Matt・Green Yellow Matt・
White Red Glossy・Revo Matt
BB ITA(70mm)
ヘッドセット Taper Headset 1-1/8” to 1-1/4”
フレーム価格     日本国内本体価格 \680,000円(税別)
PROTOS disk       日本国内本体価格 \690,000円(税別)
Revo Matt        日本国内本体価格 \770,000円(税別)
PROTOS disk Revo Matt 日本国内本体価格 \780,000円(税別)

デローザ プロトス(DE ROSA PROTOS)レビュー&インプレッション

以下に数人の感想を記す。個人の意見なのであくまでも参考まで。

高い剛性に支えられた抜群の加速性と反応性に加えて、踏みしろのあるペダリングフィールは脚に対する負担を抑えて、高い負荷をかけたまま走り続けることができるだろう。

レースに勝つために生まれてきたかのような生粋のレーシングバイク。

スパルタンな風格を醸し出している。

登りにおいてはダンシングでもシッティングでも軽快に登ってくれる。

ある程度の脚力が必要。

長距離のライドでも足を残しつつ走れる。

レースや競技に真剣に取り組みたい人、仲間内で走る時にもっと速く、前で走りたいという方にお薦め。

レーシングバイクの見本のようなバイク。

デローザ(DE ROSA)の紹介

ウーゴ・デローザ(Ugo De Rosa、1934年1月27日 - )は、イタリアの自転車メーカーであるデローザの創業者である。
12歳のときから自転車フレーム製作の修業を始め、1953年、18歳のときに独立してデローザを興した。
1958年からは、フレームビルダーと並行して、プロチームのメカニックとしても活動した。フレームビルダーとして、
あるいはウーゴ自身としての絶頂期は、1974年からフレームを供給したエディ・メルクスの活躍と重なる。
ウーゴはメルクスからのシビアな要求に応え、年間50本ものフレームを供給した。

「新素材のフレームが台頭することは時代の流れだ。それには逆らえない。しかし変わらないものもある。」
と語るのは創業者のウーゴ・デ・ローザ。カーボンフレームがロードレースの現場で主流になるとともに、
時代の変化に対応できず、取り残されていったイタリアンブランドが数多くあるなか、
新素材を積極的に活用してきた同社は現在もトップブランドとして君臨している。

現在では生産するフレームの8割以上をカーボンフレームが占めるようになったデローザは、
ミラノ郊外の街”クザーノ・ミラニーノ”に工房を構えていることは創業当時と変わらず。
そして他の生き残ったイタリアンブランドのラインナップから金属フレームが姿を消して行くなかで、
スチールやチタン、アルミを駆使しながらフレーム作りを続けている。

その理由は今なお金属フレームに根強いファンがいるためでもあるが、
金属フレームに対する奥深い知識と理解を生かすことでカーボンフレームの完成度をより高めているからだ。

同じイタリアのロードバイクブランドであるコルナゴ、ピナレロの創業者が現役を退いた後も
ウーゴはデローザのトップに君臨している。
イタリアの自転車界御三家の一つ。
イタリアの自転車御三家とはDE ROSA(デローザ)、COLNAGO(コルナゴ)、PINARELLO(ピナレロ)、の3つと言われている。
しかしイタリアは自転車大国、御三家以外にも自転車メーカーは多い。

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